富士通は、ドライバーの脈波から眠気の傾向を検知し、ドライバーや運行管理者に対し、安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FUJITSU　Vehicle　ICT　FEELythm（フジツウ　ヴィークル　アイシーティー　フィーリズム）」を開発し、2月より運輸業向けに販売を開始すると発表した。

本製品は、株式会社富士通研究所が開発した独自のアルゴリズムにてドライバーの耳に装着したセンサーから取得した脈波情報などからドライバーの眠気状態を検知し、本人および運行管理者に通知することができる。

将来的には、疲労やストレス、緊張状態などの検知データを蓄積し、ハザードマップに適用することで、事前に危険予測を行い運輸安全マネジメントの向上に繋げることが可能となるとしている。