三井不動産▼年間3~4物件を目安に物流施設を開発 
2015年03月19日三井不動産は3月3日、ロジスティクス事業部が4月1日からロジスティクス本部に昇格するにあたり、今後の物流施設開発計画と進捗状況について発表した。
三木孝行ロジスティクス事業部長は「3年前にロジスティクス部門に進出したのは、2017年までの中期経営計画で国内事業の強化を掲げ、新規事業に取り組む重要な一環として、「物流施設事業部」を発足。その後、9棟を開発、今後も先進的な物流施設を推進する。そのため、組織としても拡大し、この4月1日からはロジスティクス本部として、41人のメンバーで挑戦していく」と述べた。
これまでに開発した物件と今後開発を予定している4棟を合わせ、総物件数は13棟総延床面積約100万㎡となる。
テナント営業では、三井不動産が商業施設やビル建設で関わってきた5000社もの顧客を中心としつつ、3PL企業、卸企業、Eコマース企業と関係を広げている。
投資額は2012年の開始から2017年まで、2000億円の投資を計画していたが、現在開発・運営中の13物件のプロジェクトで1600億円となっている。2015年以降も年間3~4物件を目安に開発・供給を予定している。
開発地域は、顧客の要望に沿った形で仙台や九州、関西でも京都方面などにバランスよく配置していく考えだ。
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