シーアールイーは5月12日、埼玉県さいたま市で、物流施設開発用地を取得し、マルチテナント型物流施設「ロジスクエア浦和美園」の開発に着手したと発表した。

開発予定地は東北自動車道浦和ICから約700mに位置し、首都高速川口線、東京外環自動車道へのアクセスも良く、都心部を見据えた関東エリア全域をカバーする物流の戦略的拠点として優れた立地。

東京メトロ南北線と相互乗り入れを行う埼玉高速鉄道浦和美園駅より徒歩10分に位置していることに加え、周辺地域では大規模な複合型まちづくりが推進されており、職住近接による労働力の確保にも高い優位性が見込まれという。

約2万4000m2の敷地に地上4階建て、計画延べ面積約5万2000m2の大型物流施設として開発する予定で、2016年3月上旬に建設工事に着手し、2017年3月下旬の竣工を予定している。

施設のマスタープランは、ワンフロアが約3800坪、3階部分へ大型車両が直接乗り入れ可能なスロープを設け、トラックバースを1階及び3階に備えるマルチテナント型施設。

倉庫部分の基本スペックとして、床荷重は1.5ｔ/m2、有効高さは各階6.0m（2階車路下以外）、照度は300ルクスを予定している。

また、入居テナントのBCP対応へのサポートは勿論のこと、環境や省エネルギーに配慮した施設計画によりCASBEE 埼玉県Aランク認証の取得を予定している。

■開発プロジェクト概要
施設名称：ロジスクエア浦和美園
所在地：埼玉県さいたま市緑区
（さいたま都市計画事業大門上・下野田特定土地区画整理事業施行地区内）
敷地面積：約2万4000m2
用途地域：準工業地域
主要用途：倉庫（倉庫業を営む倉庫）
建物構造：柱RC造＋梁S造 地上4階建て
延ベ面積：約5万2000m2（予定）
着工：2016年3月上旬（予定）
竣工：2017年3月下旬（予定）

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