日本空港ビル▼羽田旅客ターミナルにロボットスーツや搬送ロボットを導入へ 
2015年07月04日日本空港ビルディングとサイバーダインは7月2日、羽田空港旅客ターミナルビルへの次世代型ロボット導入などでの業務提携することに合意したと発表した。
今回の合意は、日本の玄関口である羽田空港から日本の技術を発信していくこと、ならびに空港利用者に対する安全・安心・便利を前提とした良質なサービスの提供、そして空港従業員がより健康的に働きやすい環境を創出することなどを目的としてなされたもの。
具体的にはサイバーダインが開発製造したロボットスーツ「HAL」(作業支援用、腰タイプ)、クリーンロボット、搬送ロボットを羽田空港旅客ターミナルビルへ導入するもので、日本空港ビルがこれらロボットなどを空港で販売促進し、保守サービスを担う。
首都圏空港を中心に増加している航空需要と減少する労働人口への対処として、日本空港ビルでは旅客ターミナルビルに最先端テクノロジーを導入する方向で検討していた。空港事業における知見や実績を踏まえ、サイバーダインの次世代型ロボット化空港モデルの創出も目指すとしている。