構造計画研究所が２０１５年２月よりベータ版を試用提供してきた、建築構造物の地震時立体挙動を簡易的に検討可能なプログラム「Quick－RESP（クイック－レスプ）」が、６月２６日より正式に提供された。

Quick－RESPは、同社の構造解析プログラムで培った技術を構造設計者が活用できるよう開発された。構造設計でよく使用されるプログラムのデータ変換、手軽な立体振動解析などの機能をはじめ、立体振動解析が必須ではない低層建物に対し、設計時仮定条件の妥当性確認等に活用することが可能。建物が振動する様子をアニメーション出力できる機能により、施主への訴求力あるプレゼンテーションも実現できる。

システムは販売およびレンタルで提供され、レンタルの場合1ライセンスあたり3万円から（1週間、税別）