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東邦HD▼110億円投じ、広島新物流センター建設、ロボット導入 

2015年09月23日

医薬品卸の東邦ホールディングスは9月4日、広島県に新たに物流センターを建設すると発表した。

取扱高の伸長や顧客への直送体制の拡大に対応し、トレーサビリティの一層の充実と東日本大震災を教訓とした災害対策を考慮した、新物流センター「TBC 広島(仮称)」を建設する。

広島新物流センターでは「TBC 埼玉」で培った自動化のノウハウを活用するとともに、更なる効率性、合理性を追求し、生産性の向上を図っていく。

「TBC 埼玉」では、ロボットの導入による物流の自動化に挑戦し、経済産業省主催のロボット大賞ロボットビジネス・社会実装部門優秀賞を受賞しており、広島新物流センターにも導入する。

無人処理化への挑戦で多軸型ロボットによりピースピッキングの75%の自動化とともに、デパレタイザーロボットにより梱包ピッキングは100%の自動化を実現する。

高い出荷精度の向上、徹底したトレーサビリティ、万全な災害対策とセキュリティ対策を挙げている。

今まで以上に正確かつ迅速で安定した医薬品供給を実現していく。

■新物流センターの概要
名称:TBC広島(仮称)
所在地:広島県広島市安佐南区
面積:約3万1015m2
設備投資金額:総額約110億円
着工時期:2016年初頭
竣工時期:2017年

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