GLP▼竣工前に物流施設、13.2万m2が満床に 
2015年10月19日グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(以下:GLP)は10月13日、2016年6月竣工予定の「GLP厚木II」と今年12月竣工予定の「狭山日高I」が賃貸借予約契約により総延床面積13.2万m2が満床となったと発表した。
GLP厚木IIは、ユーディーエル(神奈川県厚木市、以下:UDL)と大手小売関連企業、狭山日高Iは大手製造業関連企業1社の専用施設として賃貸借予約契約を締結した。
GLP厚木IIは、神奈川県愛甲郡愛川町に建設中の延床面積約8.9万m2の6階建てマルチテナント型の先進的物流施設。
神奈川県内陸工業団地内に所在し、圏央道相模原愛川ICから2.7kmに位置し、東名高速と中央自動車道へのアクセスも至便であり、東京・神奈川エリアへの配送拠点に加え、名古屋や大阪への広域配送拠点の役割も担うことができる。
契約した2社は新規の顧客で、UDLは物流拠点として最適な立地であり、天井高が6m以上と保管に優れた設計であること、さらに事業継続性の確保や環境配慮に注力した施設と評価し、入居につながった。
大手小売関連企業はこれまでエンドユーザーとしてGLPの他の施設を利用していたが、初めて直接契約を結ぶこととなり、施設が両面バースなど豊富なトラックバースを持つ施設であること、1階倉庫部分に大規模なソーターやマテハンを設置しやすい工夫された施設設計であることが入居の決め手となったという。
GLP狭山日高Iは、埼玉県日高市に建設中の延床面積約4.3万m2の4階建てマルチテナント型先進的物流施設で、圏央道と国道16号線の結節点に所在し、雇用の確保も容易なため、物流立地として大いに注目されている。
GLPの帖佐義之社長は、「賃貸借予約契約を早々に締結でき、竣工前に100%稼働となることを大変嬉しく思っている。GLP厚木IIは、多数のトラックバースや天井高のバリエーション等、さまざまなオペレーションのニーズに対応可能な施設。狭山日高Iは、テナント企業のニーズに特化し、きめ細かく対応したことから入居決定となった。今後も独自の付加価値を企業に提供し、物流業務の効率化を図り、各社のビジネス成長のサポートを進める」と述べている。
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