オムロン▼世界最小クラスの感震センサーを開発 
2015年11月19日オムロンは、世界最小クラスのサイズと高精度な地震検知を実現した感震センサーを開発し、2016年1月より販売を開始する。3方向からの加速度を1デバイスで測定できるMEMS3軸加速度センサーと独自のSI値演算アルゴリズムを採用することで、小型化と性能を両立させた。
地震の揺れの大きさを表わす震度階級とも相関性が高いSI値を採用したことで、より震度階級に即した高精度な地震判定が可能。またMEMS3軸加速度センサーと独自のSI値演算アルゴリズムを採用し、プリント基板への表面実装が可能な小型モジュール形状と低消費電力動作を実現。機器組込みの際の設置の自由度を向上するとともに、電池での長時間駆動にも対応可能となった。
通信機能を搭載しているため、今後は感震センサーをネットワーク化し、地震による建物などの被害状況を把握することにより、地震発生後の復旧対策への活用も期待される。