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富士フイルム▼製造ラインで使用するマシンビジョンカメラ用レンズ「HF-XA」を発売 

2015年12月06日

富士フイルムは、工場の製造ラインの製品検査や計測などで使用するマシンビジョンカメラ用レンズの新ラインアップとして、「FUJINON HF-XA シリーズ」(以下、「HF-XA」)を、12月中旬より発売。焦点距離の異なる5機種をラインアップする。

製造現場では、マシンビジョンシステムにより機械が画像を認識し、対象物の位置決めや計測、検査などを自動で行うのが一般的。その需要は、製造ラインに対する自動化や省人化の要請によりますます伸長していくと予想されている。

「HF-XA」は、2/3型の大型センサー・3メガピクセルに対応した高性能固定焦点レンズ。画像の中心部から周辺部まで均一な高い解像性能を発揮し、撮影距離や絞り値の変動による解像力低下も抑制する。製造現場の多様な設置・撮影条件下でも高い解像性能を実現した。

外径寸法は29.5mmと一般的な小型マシンビジョンカメラと同等のサイズのため、システムの小型化に寄与できる。レンズ鏡筒には、アイリス(絞り)とフォーカスの固定穴を3ヶ所ずつ設けているため、システムの設置条件に合わせ最適な固定穴を選択できる。