物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

富士通▼安全運転を支援するウェアラブルセンサーを販売 

2015年12月06日

富士通は、ドライバーの脈波から眠気の傾向を検知し、ドライバーや運行管理者に対し、安全運転を支援するウェアラブルセンサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm(フジツウ ヴィークル アイシーティー フィーリズム)」を開発し、2015年2月より運輸業向けに販売を開始すると発表した。富士通研究所が開発した独自のアルゴリズムにてドライバーの耳に装着したセンサーから取得した脈波情報などからドライバーの眠気状態を検知し、本人および運行管理者に通知することができる。

製品はネックストラップ型の本体と耳に装着するセンサーからなり、バッテリーは5日間の連続使用が可能。個人差や機器の個体差を調整して基準値を修正するキャリブレーション機能や学習機能により、より正確な眠気の検知を実現。運行管理システムと連携することで、客観的なデータに基づく安全強化が可能になる。

将来的には、疲労やストレス、緊張状態などの検知データを蓄積し、ハザードマップに適用することで、事前に危険予測を行い運輸安全マネジメントの向上に繋げることが可能となるとしている。