インプレス総合研究所▼ドローンビジネス調査報告を発表 
2016年04月04日インプレス総合研究所が「ドローンビジネス調査報告書2016」を発表した。
報告書によると2015年度の日本国内のドローンビジネスの市場規模は104億円で、2016年度には前年比91%増の199億円に拡大。2020年度には1138億円に達する見込み。
2015年度はサービス市場が61億円と58.6%を占め、機体市場が33億円(31.7%)、周辺サービス市場が10億円(9.6%)となっているが、2020年度にはサービス市場が678億円(2015年度比11倍)、機体市場が240億円(7倍)、周辺サービス市場が220億円(22倍)といずれも飛躍的に拡大する見通し。
サービス市場ではすでに農薬散布や空撮など、一部の市場が確立しているが、今後は屋内を含む測位技術や群制御技術など、ドローン関連技術の開発・研究・実用化が支えとなり、橋梁などの検査や測量、精密農業、物流、防犯監視などの分野でドローンの活用が進む。周辺サービス市場では、機体の稼働台数に比例する形で、保険やメンテナンス市場が拡大していくと見られている。