富士通▼関電工と「ユビキタスウェア」を活用した作業員の遠隔見守りの実証実験を開始 
2016年05月19日富士通と富士通ネットワークソリューションズ、関電工は、電力設備の設置や点検・保守などの作業現場における作業員の状態を遠隔から把握する実証実験を、5月~8月の期間に実施する。実験には、人や物の状態・状況・周囲の環境を把握するIoTパッケージ「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE(フジツウ アイオーティー ソリューション ユビキタスウェア)」(以下、ユビキタスウェア)の検証用セット「ユビキタスウェア パイロットパック」を用いる。
関電工では、電力設備の作業現場で夏場を中心に発生する熱中症の予防対策として、現場管理者の教育や水分補給・休憩指示の徹底などを講じているが、さらなる取り組みの強化を検討している。
本実証実験では、作業員に、熱ストレス、身体負荷、活動量などを把握できる「ユビキタスウェア バイタルセンシングバンド」を装着することで、管理者は作業員一人ひとりのデータに基づいた安全見守りを遠隔で行え、厳しい環境で働く現場作業員の安全性向上を支援する。