楽天とヤマト運輸は5月24日より、楽天が運営するフリーマーケットアプリ「ラクマ」における連携を強化し、「ラクマ定額パック」のファミリーマートでの発送受付を開始した。

これまで「ラクマ定額パック」の発送を受け付けていた約4000カ所あるヤマト運輸営業所に、マルチメディア情報端末「Famiポート」を設置している全国約1万1500店舗のファミリーマートが新たに加わり、合わせて全国約1万5500カ所にて「ラクマ定額パック」を利用した商品発送が可能になる。今回の連携強化により、受付場所が大幅に増えるだけでなく、24時間いつでも商品を発送することができるため、ユーザーの利便性が大幅に向上する見込みだ。

楽天とヤマト運輸が3月7日から開始した「ラクマ定額パック」は、ヤマト運輸が提供する投函サービス「ネコポス」と小型荷物宅配サービス「宅急便コンパクト」を、「ラクマ」の出品者が全国一律価格で利用できるサービスだ。宛名書きや発送時の支払いが不要なうえ、発送の状況をアプリ上で確認できる。

楽天とヤマト運輸は、今後も発送時の手間を解消し、ユーザーの利便性を向上させることで、個人間取引の活性化に取り組んでいく。