物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

NTTコミュニケーションズ▼星野リゾートの電話コンシェルジュ業務を在宅化 

2016年08月04日

NTTコミュニケーションズ (以下:NTT Com)は、星野リゾートの総合予約窓口におけるコンシェルジュ業務について、スタッフが在宅で電話応対業務できる環境を構築し、2016年7月より提供を開始した。長年の経験を通じて高いスキルを身に着けたスタッフが、出産や育児、介護などのライフイベントを迎えても第一線で働き続けることができるようになる。

NTT Comは、クラウド型PBXサービス「Arcstar Smart PBX」と「ナビダイヤル」とを組み合わせることによって、利用客からの問い合わせに在宅で応対できる仕組みを実現した。貸与されたノートパソコンに「Arcstar Smart PBX」の機能が利用できるソフトフォンをインストールするだけで、自宅で通話することが可能になる。他の電話番号への転送や保留といった機能も、パソコンの画面上をクリックするだけで実行できる。「Arcstar Smart PBX」のソフトフォンと他の内線電話端末との通話は内線通話となり、通話料は無料。

星野リゾートは当初、在宅勤務でも電話応対ができるシステムの構築を検討していたが、この場合、大規模な改修が必要となるため、数千万円の工事費、また検討や準備を含めて2年程度の期間が必要になると見積もっていた。「Arcstar Smart PBX」は、サーバーなどの導入が不要なクラウド型であるため、初期費用はわずか数万円、導入決定から導入までに要した期間は約10営業日という。