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ラサール▼大阪府堺市にBTS型物流施設開発 

2016年09月04日

ラサール不動産投資顧問は関西の物流集積地の大阪府堺市に、最新鋭のテナントオーダー(BTS)型の物流施設を開発すると発表した。

計画では、土地面積約1万9000坪、建物延床面積は要望に応じて7000坪から3万坪まで可能で、最大3棟まで建設できる柔軟性を持っている。構造は2階建てから相談可能で、ドライ倉庫から冷蔵・冷凍倉庫まで幅広く対応できる。

立地は、神戸市まで45㎞、大阪市まで20㎞、京都市まで70㎞で近畿圏の主要都市をカバーする場所。

阪神高速大和川線の開通によって、関西圏の東西南北の物流動線が確立され、物流適地として更なる発展が期待される場所だ。高速道路を活用して混雑している大阪中心部を通らずに大阪府全域、さらには京都・神戸にもスムーズにアクセスすることができる。

高速道路へのアクセスは出島ICまで約3.3㎞、中央環状線へのアクセスでは、府道29号、34号まで約3.0㎞で、それを利用することで、中央環状線まで約5.2㎞。公共交通機関は最寄の南海本線石津川駅まで約3.0㎞、最寄のバス停までは徒歩3分だ。

操業環境では、堺市の湾岸エリアは工業エリアであり、路線便のターミナルが集積する場所。24時間オペレーションや騒音に対して周囲が寛容である等、内陸部の住宅が近接した物流施設に比べて操業環境に優れたエリアだ。

大阪中心部により近い湾岸エリアの物件や内陸部に位置している物件は、施設の近傍から渋滞にさらされるため、配送効率が下がってしまうが、対象地の周辺は道路環境が良好なため、渋滞を回避するルートを選択して目的地まで運ぶことができる。

現在、入居企業を募集中で決定次第、顧客の要望を受けて設計・着工する。

【 LNEWS http://lnews.jp 】