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プロロジス▼スズケン専用物流施設「プロロジスパーク古河1」竣工 

2016年11月18日

プロロジスは11月4日、茨城県古河市に「プロジスパーク 古河1」を竣工したと発表した。

医薬品卸のスズケングループ専用の賃貸用物流施設。兵庫県神戸市で10月28日に竣工を迎えた「プロロジスパーク神戸2」とともに、二棟同時に開発。

両施設は、医薬品物流の東西における広域拠点として、スズケンの子会社で医薬品に特化した物流会社、エス・ディ・ロジが東日本全域の配送拠点として利用する。

 

スズケングループは、2013年に竣工した「プロロジスパーク神戸」を利用するリピートカスタマー。開発には、高いセキュリティや防災性など、医薬品を管理するための特殊な設計や工事が求められ、開発事業者選定においては、これに対応可能なプロロジスCM(コンストラクション・マネジメント)部門のエンジニアンリング力が評価された。

関東・関西の広域拠点として同時整備するにあたり、両エリアの物流適地を同時に提供可能な開発力もポイントとなった。

プロロジスパーク古河1は、茨城県の北利根工業団地内に開発し、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置している。

圏央道五霞ICから約6km地点に位置しており、昨年3月に開通した圏央道/東北自動車道 久喜白岡JCT〜圏央道 境古河IC間を利用して、東北自動車道への乗り入れが可能となった。

2016年度中には、圏央道 境古河IC〜つくば中央ICの開通が予定され、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながる計画となっている。

関東全域に加え、東北方面や関西方面への広域配送が可能となり、今後の戦略拠点として将来ポテンシャルの高いエリア。

施設概要面では、地上4階建て、延べ床面積約3万6000m2の施設。

入居企業の事業継続性を重視し、免震構造を採用し、1階には、トラックバースを30台有し、商品の温度管理のためドックシェルターを装備している。

庫内には、荷物用エレベーター2台と垂直搬送機4台を備え、効率よいオペレーションを実現。全館をLED照明とし、医薬品保管のための倉庫内空調を整え、従来よりも厚い外壁断熱パネルを採用し、空調効率の向上を図っている。

■概要
名称:プロロジスパーク古河1
所在地:茨城県古河市北利根
敷地面積:2万5235.67m2
延床面積:3万5840.66m2
構造:地上4階建、RC+S造、免震構造
着工:2015年8月
竣工:2016年11月

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