GLP▼30万平米の大規模物流施設向け用地を相模原市に購入 
2016年12月31日グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は12月27日、神奈川県相模原市に物流施設向け大規模用地を取得したと発表した。総開発コストは約1330億円、2020年以降着工、2022年から順次竣工を目指す。
約29万5000m2の敷地にはマルチテナント型施設4棟、BTS型施設2棟の約65万5000m2の総延床面積「GLP相模原プロジェクト」の建設を予定。物流施設プロジェクトとしては日本最大の規模となるという。
神奈川県内陸部と多摩地域の人口集積地に至近で、主要幹線である国道16号線、国道129号線への高いアクセス性を備えた物流適地に位置する。圏央道相模原・愛川IC、相模原ICの活用のほか、首都圏と中部・関西圏、首都圏広域もカバーする立地の優位性があり、周辺地域では小田急多摩線唐木田駅からJR横浜線、相模線方面への延伸、東京・大阪を繋ぐリニア中央新幹線の導入も計画されており、人口増加や企業の事業機会などの創出が見込まれている。
GLPの帖佐義之社長は「広大な規模の用地という希少性、人材雇用の優位性、この地域の物流に対する需要の高さなどでこの地に決定した。近年、配送スピードや物流精度等の質に対する要求は高まっており、この立地と規模を活かし、さまざまな取り組みを行う。GLP流山プロジェクトを上回る大規模で、最適な物流ソリューションを提供したい」とコメントしている。