日通▼中国で食品輸入手続きを大幅に短縮するサービスを開始 
2016年12月31日日本通運の中国現地法人である上海通運国際物流有限公司ほか2社が、中国最大手の通関・物流会社である中国外運グループと提携。従来2カ月ほどかかっていた食品輸入手続きを20日~30日程度まで大幅に短縮する「NEXEA-美食特快(ネックスイーエーびしょくとっかい)」を1月5日から販売した。
中国では日本産を含めた外国産食品に対するニーズが高まっているが、輸入手続きはラベル表示や必要書類が煩雑で手続きが長期に及ぶため、生産者や輸出者にとって大きな障壁となっていた。上海通運国際物流有限公司、日通国際物流(中国)有限公司、香港日本通運株式会社の3社は、華東、華南地区において中国外運グループなどと提携することで、食品の輸入通関処理を従来から約1カ月短縮することに成功した。
受託貨物は、華東(上海)向けは航空便・船便共に受託可能で常温のみ。華南(塩田)向けは船便のみで、常温、冷蔵(15℃)とも可能となっている。