日本オラクルは新しいセキュリティおよびID管理ソリューション「Oracle Identity Cloud Service」の提供を開始した。企業システムにおけるオンプレミスとクラウドの並立や、複数サービスが混在するマルチクラウド環境に対応し、アクセス管理の認証強化によってセキュリティ・リスクを低下させるとともに、業界標準規格に準拠したアプリケーション統合を実現する。

「Oracle Identity Cloud Service」は、オラクルがクラウド型で提供する「Oracle Security Cloud Services」の一部として提供される。サービスには、セキュリティの監視・分析による脅威の検知・対処、ITシステムの脆弱性の発見とスコア化などが含まれる。

オンプレミスとクラウド両方のアクセス・ID管理を一元化でき、ID情報の配置先をオンプレミスまたはクラウドで選択して、社員や顧客ID情報の配置先をそれぞれ選択することも可能になる。