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鈴与▼2万m2の省エネ型物流センター、7月竣工 

2017年04月17日

鈴与と鈴与建設は4月10日、静岡市葵区牛妻に建設中の「新静岡物流センター」で、静岡県内の物流施設で初めてBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)の最高ランクである
「★★★★★(5STAR)」を取得したと発表した。

7月竣工を予定する新静岡物流センターは、新東名高速道路 新静岡ICから約2㎞と交通の利便性に優れるだけでなく、海抜90mに位置し、非常用発電機も備えた災害に強い物流拠点となっている。

BELSによる第三者評価にて、環境や省エネルギーに配慮した施設として最高評価を受けた静岡県内で初の物流施設。

一次エネルギー消費量は、標準的な物流センターと比較して最大49%削減し、光熱費のランニングコスト低減にも繋がる。

鈴与では、今後も事業でのエネルギー利用の効率化や省エネルギー対策を推進し、環境負荷の低減に取り組んでいくとしている。

なお、BELS(Building Energy-efficiency Labeling System)は、建築省エネルギー性能表示制度の略称で、建築物省エネ法の省エネ性能表示の努力義務に対応した住宅や建築物を格付けする第三者認証の公的制度。

その評価は、5段階の省エネルギー性能ラべリング(★~★★★★★)で表示される。BELS評価により、建築物の省エネルギー性能の見える化を通じて、性能の優れた建築物が市場で適切に評価され、選ばれる環境整備が期待されている。

■新静岡物流センターの概要
所在地:静岡市葵区牛妻字白沢1144-6
敷地面積:約1万6500m2
延床面積:約2万m2(5階建て)

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