パナソニック▼社内ベンチャーが開発した人物動線計測ソフトウェアのライセンス提供開始 
2017年05月02日パナソニックの社内ベンチャー制度で設立したPUXが、AI学習型人物動線計測ソフトウェア「Softsensor Analytics Edge」のライセンス提供を2017年4月より開始した。AI学習を活用した独自のアルゴリズムを開発し、カメラ画像の人物検出精度を向上させた。
「Softsensor Analytics Edge」は、カメラで撮影した画像内での人物検出・追跡を高精度に行うことで動線を計測し、画像上や平面図上に動線を描画することができるアプリケーションパッケージ。AI追加学習により、店舗・商業施設のみならず、工場における作業等のシーンにおいても、高精度な動線計測が可能。さらにPCから動線計測データをリアルタイムにサーバシステムへ送信できるなどエッジコンピューティング向けの機能を搭載し、IoTプラットフォームの構成に合わせて応用することができる。
大手自動車メーカー工場や商業施設への導入を進めており、PUXでは今後もIoTプラットフォーム事業者向けの提供を推進していくとしている。