プロロジス▼非常用電源で開閉可能な電動シャッター開発 
2017年05月24日プロロジスは、非常用電源で開閉可能な電動シャッターを文化シヤッターと共同開発したと発表した。
商用電力を発電機用電源に切り替える電源切替盤を内蔵。ポータブル発電機等を接続することで、停電時でもシャッター開閉が可能。倉庫では災害や停電時、シャッターを稼働させ、保管荷物の運び出しができる。
プロロジスが2012年から推進する運営中物流施設の設備見直しから発案されたもの。プロロジスでは災害時でのテナント企業の事業継続をサポートするため、稼働中の物流センターに非常用発電機やシャッターへの電源切替盤の設置などを進めていたが、シャッター側のガイドレールに電源切替盤を収納するアイデアを出し、文化シヤッターが製品化を提案した。現在、特許出願中。
2016年12月にデモ機が作られ、この5月15日より文化シヤッターが販売を開始した。プロロジスは今後、新規開発する物流施設に同シャッターを採用する計画。
シャッターに電源切替盤を内蔵