日通▼第15回ドライバーコンテスト開催 
2017年05月26日日通グル―プは5月20・21日の2日間、伊豆研修センターで「2017年度 全国ドライバー・フォークリフトオペレーターコンテスト」を開催した。
日本通運の創立80周年に加え、15回目の節目を迎えた今回は、特別枠として関連会社からワンビシアーカイブス、日通商事、キャリアロードほか14名の選手もエントリーに加わり、トラックドライバー部門58名、フォークリフトオペレーター部門54名が出場。前回に引き続き、中国日通から4名の選手も参加、全国から駆け付けた応援者が見守る中、競技は行われた。
コンテストは学科、運転技能、実科(点検)の合計点で順位を競い、ドライバー部門では安全運転を主体にした交通法規の遵守、基本操作技術、省燃費運転のほか、後進時(車庫入)に、進入時の状態確認、車庫に対して後面を左右に平行駐車を行い、停止板より2t車では60cm、11t車では70cm手前を停止目標とした。
フォークリフト部門では前後進、スイッチバック、荷役作業を課題走行とし、カウンタータイプ(5t)のほか、昨年からリーチタイプも競技に追加された。
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競技終了後、大講堂で開かれた閉会式では秋田進常務が「本競技は毎回見るたびに心洗われる思いがする」と選手たちに労った後で「ドライバー5原則とフォークリフトオペレーター5原則の持つ意味をしっかり理解した上で、決められたルールを守り抜く強い意志を持つことが安全につながる。この大会で学んだことを職場で実践され、リーダーとして見本を示してほしい」と講評を述べた。
続いて、齋藤充社長による各優勝者への表彰状授与が行われた。齋藤社長は「交通ルールの遵守、安全運転の実践と省燃費運転を取り入れた運転技能と点検技能の向上を図り、プロとしての誇りとプライドを持ち、社会的な責務自覚が今大会の目的だ。実際の現場でその力を発揮しなければ、大会を開く意味が半減する。各職場の実力がレベルアップすれば、日本通運全体の現場力と品質向上に結び付くだろう」と期待を寄せた。