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GLP▼茨城県五霞町に14万m2の物流施設を着工 

2017年06月18日

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は6月7日、茨城県猿島郡五霞町で、マルチテナント型大型物流施設「GLP五霞」を着工した。

地上3階建て、延床面積約14万m2の先進的物流施設。賃貸物流施設として最大級のワンフロア面積を有し、1階は約4万3000m2、2・3階は約3万9000m2と大規模かつ効率的なワンフロア・オペレーションが可能で、竣工は2018年10月の予定。

圏央道・五霞ICに隣接し、首都圏と北関東を結ぶ新4号国道にも隣接。関東と東日本の広域配送向け物流拠点として活用可能。周辺の埼玉県北東部、茨城県西部、栃木県南部には食品や飲料、日用雑貨、化学工業品、建材、自動車関連の拠点が多く、これらの企業からのさまざまな物流ニーズが見込まれる。

各階直接アクセスが可能な片車路形式のダブルランプウェイを採用、垂直搬送機や貨物用エレベータの設置も想定する。

一部エリアでは冷蔵対応を想定した電力を確保、幅広い業種の物流ニーズに対応。倉庫内の区画割りも1区画約5000m2から約1万4000m2まで、4種類のバリエーションを備える。

BCP対策の一環として、燃料備蓄基地として活用できるよう軽油備蓄タンクを設置する計画。非常時には備蓄契約を締結したテナントと近隣のGLP施設へ軽油を提供する。GLP川島でも導入した超大型シーリングファン・ビッグアスファンも導入予定。

GLPの帖佐義之社長は「圏央道沿いの開発ではこれまで南西部が中心だった。GLP五霞は今後北東部にも展開していく第一歩となる。立地的に圏央道、新4号に隣接しているため、物流適地となっており、GLPでは茨城県下での初めての開発となる。常時、土地については調査しており、厳選し、需給のバランスを見ながら開発していきたい」と話した。

■施設概要
施設名:GLP五霞
所在地:茨城県猿島郡五霞町
敷地面積:約8万5000m2
延床面積:約14万m2
構造:鉄骨造
着工:2017年6月
竣工:2018年10月(予定)

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