環境優良車普及機構（ＬＥＶＯ）は12日、物流分野の低炭素化促進を目的に、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金（物流分野におけるＣＯ２削減対策促進事業）の２次公募を開始した。締切は８月８日。

ＬＥＶＯが環境省から平成29年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の交付を受け、エネルギー起源二酸化炭素の排出を抑制する設備や技術等を導入する事業が対象。

補助対象は、宅配システムの低ＣＯ２化推進事業、効率的な低炭素型輸送ネットワーク構築モデル事業（船舶での低炭素機器導入）、船舶・港湾の連携による低炭素化促進事業、産業車両の高性能電動化促進事業。

例えば「オープン型宅配ボックス」を導入した場合、補助金額は上限１００万円。制御部を含む５列の場合、１列増減毎に10万円の増減とする。

４月14日から５月17日までの第一次公募で採択された事業者は日本貨物鉄道、日通商事、センコー、西武建設運輸、ジェイアール貨物・南関東ロジスティクスほか。公募説明会は、東京で７月28日に開かれる予定。