三菱地所は9月1日、名古屋市南区においてマルチテナント型物流施設「ロジクロス名古屋笠寺」に着工した。地上4階建て延床面積8万600m2、ロジクロスブランドでは中部圏初となる開発で、竣工は2019年1月を予定。

国道1・23・247号へのアクセスが良好で、名古屋市内をはじめ名古屋高速へのアクセス、中部エリア広域配送などの消費地への配送に優れる。名古屋港と中部国際空港（セントレア）にもほど近い。

床荷重1.5t､梁下天井有効高5.5m以上､柱スパン10m以上、全館LEDに対応と汎用性は高い。ランプウェイを設置するため、各階へのトラック乗り入れもできる。

貸付区画は各階最大５区画（1フロアあたり4730坪）で、最小貸付区画面積は650坪。テナントニーズに合わせフレキシブルに倉庫面積を提供する。

三菱地所では同社が母体となる物流施設専門の三菱地所物流リート投資法人を９月に上場する計画。当初の運用資産規模は８物件で取得価格は合計708億円となる。