日本ＧＬＰは1日、埼玉県新座市に開発する物流施設「ＧＬＰ新座」を第一倉
庫冷蔵にＢＴＳ（ビルド・トゥ・スーツ）仕様で全棟を貸し出すと発表した。
着工は２０１８年春、竣工は２０１９年春の予定。

同センターはＧＬＰがカナダの公的年金運用機関であるカナダ・ペンション・
プラン・インベストメント・ボードと設立した合弁事業「GLPジャパン・デベ
ロップメント・ベンチャーII」による開発物件。１階から３階までの天井高を
6.5メートル、床荷重を1.7トン（１平米）を確保する提案が、契約への決め手
になったという。

関越自動車道所沢ICから1.5キロ、東京外環自動車道和光ICを利用できるほ
か、国道254号線にも近く、埼玉県南部から南西部、東京都の城北・城西、多
摩地域などの幅広いエリアをカバー。ＪＲ武蔵野線新座駅は徒歩圏にあり、働
き手の確保にも期待できる。