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日本通運▼ドライバー・フォークリフトコンテスト開催 

2018年06月04日

日本通運は5月25・26日の2日間、日通伊豆研修センターにおいて、「2018全国ドライバー・フォークリフトフォークリフトオペレーターコンテスト」を開催した。全国から集まったドライバー部門52名、フォークリフトオペレーター部門38名、東アジアブロック4名、ベトナム日通から2名、計96選手が腕を競い合った。

今年度から両部門共通で、日通体操を競技に実技に追加した。減点項目は左右の間違い5点、不適切な腕・足の曲げ伸ばし3点、音楽のリズムに合っていない3点。日常業務開始時に行うことで、体の動作を円滑にして、労働災害を防ぐ狙いがある。

競技終了後に開かれた閉会式で、三苫和彦業務部長が「日通体操を全員が実践できたことを確認した。職場でも、正しい日通体操を実践してもらいたい」と述べた後、ドライバー部門の講評を行った。

「危険予測と早めの安全確認、確認に基づいた適切な速度選択、ドライバー運転時5大原則実践を、基本動作に重点を置いた。当社では前進・後退時に事故が多発するが、要因は安全確認の未実施、確認不足だ。正しい安全確認を徹底してもらいたい。点検競技では空気圧を確認できない選手が多かった。日常から空気圧の点検と、ヘルメットなどをダッシュボードに置かず、視界を確保して、死角をなくすよう心掛けてもらいたい」
「フォークリフトオペレーター部門では、ここ数年の事故傾向から、後退時の接触防止等を重点項目とした。進行方向の指差し呼称が形だけになっていないか、確実な確認と指差し呼称を重点的に審査した。フォークリフトで確認が疎かになる原因となる『ながら操作』は、徹底的に排除しないといけない。今大会の点検は皆さんが高得点だったが、日常でも適切な点検をお願いしたい。また、運転に慎重になりすぎ、タイムオーバーになった選手をいたが、スムーズな操作の心がけは言わずもがなだが、安全を最優先にしないといけない。ドライバー、フォークリフトオペレーターとも、運転や点検の必要性を理解したうえでの実践が必要。原則の意味を理解した上で、自信をもって実践することが重要だ。コンテストで披露した知識、技術は日常業務で生かされないと意味がない。職場でも安全に対する知識や技能を浸透させてほしい」。

成績発表後には秋田進常務執行役員から、表彰状の授与が行われた。

優秀成績者は以下の通り(敬称略)。
【ドライバー部門】 
・2トン 優勝・海老澤正泰(関東警送支店)/準優勝・山内明(中国警送支店)/3位・宇野誠(日通湘南物流)
・4トン 優勝・萩裕之(中部警送支店)/準優勝・佐藤静人(仙台支店)/3位・齋藤光芳(千葉支店)
・11トン 優勝・渡邉亘(群馬支店)/準優勝・櫻井岳雄(日通千葉貨物運送)/3位・金織淳(松江支店)
・トレーラ 優勝・畑中正道(名古屋国際輸送支店)/準優勝・髙石毅(大竹支店)/3位 渡辺功彦(名古屋国際輸送支店)
・女性部門奨励賞・鈴木清美(仙南支店)
・特別奨励賞・元佐孝司(ワンビシアーカイブズ)

【フォークリフトオペレーター部門】
・カウンター 優勝・安本大祐(大阪西支店)/準優勝・力石祐太朗(横浜国際輸送支店)/3位・黒木上太(宮崎支店)
・リーチ 優勝・海士部昌造(名古屋ロジスティクス支店)/準優勝・中島康磁(日通トランスポート)/3位・小宮山徳人(大阪西支店)