ＳＢＳホールディングスは１日、リコーからリコーロジスティクスの株式を取得する手続きが完了したと発表した。普通株式４３３万株を１８０億円で取得し、持分を６６．６％として連結子会社化した。

ＳＢＳはこれまで多数の投資を行い、自社と投資先を大きく成長させた実績がある。顧客基盤、経営資源、３ＰＬ、不動産開発のノウハウ、経営ノウハウなどをＳＢＳの物流事業を組み合わせることで生み出されるシナジー効果を狙う。

リコーロジは事務機器大手リコーの物流業務のほか、大塚商会の「たのめーる」業務も受託、全国規模のＢｔｏＢ配送ネットワークを展開。ＳＢＳグループとの相互補完により、物流ネットワークの強化、機械化・自動化による効率化、ＳＣＭへの対応力強化で相乗効果の創出を図りたいとしている。