プロロジス▼物流施設に「備蓄型」仮設トイレ導入 
2018年08月18日プロロジスは8日、災害用備蓄として組み立て式の仮設トイレを物流施設に採用すると発表した。物流施設を災害時の避難場所として地域住民も利用できるよう、行政や地域に働きかける。
カワハラ技研が製造する備蓄型組立式仮設トイレ「ほぼ紙トイレ」を採用。東京・大阪の物流施設4物件計20台を導入を開始する。
プロロジスが開発する物流施設は災害対策にも配慮して設計されるが、被災が及ぼす影響の長期化や、液状化現象など、既存設備だけで足りなくなる可能性から、仮設トイレの採用を決定した。
上下水道や電気は不要。通常は折りたたんだ状態で備蓄できることから狭いスペースでも保管すできる。災害時には工具を使わず、女性や子供だけで簡単に組み立てることが可能。樹脂製タンク以外は焼却処分に対応、携帯トイレ1600回分に相当する利用に耐え、10年以内の入れ替えは不要。