SCM協会▼秋季講演会でFP物流課題に言及 
2018年10月04日日本SCM協会は10月1日、東京都トラック会館で秋季講演会を開催した。佐藤勝尚
専務理事の開会挨拶、鈴木邦成事務局長の活動報告に続き、講演が行われた。
台風の影響で交通が乱れ、一部講演の順序が変更となり、冒頭、サーベイリサーチ
センター 中村理史氏が登壇、「ロジスティクスにおける自動運転の可能性」を講演
した。自動運転に関する政府の構想と事例を紹介後に中村氏は、ハッキング等のセ
キュリティ対策、自動運転の法改正の重要性を訴え、「自動運転は確実に物流業界
に根付くだろう」との見解を示した。
続いて、地域新聞社の宮本浩二顧問が「フリーペーパー(FP)の現状とSCMの課
題」と題し、配送センターの労働者不足や、宅配するポストメイトが不足する現状を明かした。その対策として宮本氏は、機械化、自動化による生産性アップ、物流グランドデザインの見直しなどを挙げた。
その後の講演は、エイジ産業・山口英雄氏「サプライチェーンキャッシュフローの円滑化への工程表」、日本ユニシス・上岡恵子氏「サプライチェーンにおける組織とIoT」、DRONE PILOT AGENCY・上野豪氏「ドローンビジネス最新情報」、日本サプライマネジメント協会・上原修会長「サプライチェーンにおけるプロキュアメント戦略の展開」と続いた。
●お詫び●
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(編集部)