ヤマト▼中国EC事業向けのロボットサービスの提供開始 
2019年08月19日ヤマトホールディング傘下の雅瑪多国際物流有限公司(YIL)は8月16日、龍騎士供応鏈科技有限公司と連携して上海ロジセンター(上海市嘉定区)に自動搬送ロボット(AGV)を導入、中国でEC事業を行う企業向けの物流サービス提供を開始したと発表した。
中国ではEコマースが急激に拡大しており、キャンペーン実施時の増加した出荷品対応は、人海戦術で頼らざるを得なかった。一時的な人員では一定の作業品質が維持できないなど、新たな課題も露呈された。
YILは、これらの課題に対応するため、WMSベンダーのロジザードが中国企業にOEM提供するWMS「e-倉管」と、北京●智嘉科技有限公司のAGVを導入。これによりピッキング作業と、入荷時に商品を保管棚へ運搬・格納する作業を自動化、作業効率が従来比3倍となり、急な出荷増への対応やキャンペーンなどの物流増に対し、人員を新たに雇用する必要なく、高品質な物流サービスの提供が可能となった。