三菱地所は17日、新たに首都圏で物流施設ブランド「ロジクロス」5棟の開発を決定したと発表した。三菱地所の物流施設開発実績は累計20棟、延床面積約163 万m2、総投資規模約2000億円に到達した（計画中案件、他社共同事業を含む）。

近年の同社開発プロジェクトは大都市圏に特化。高速道路、主要道路、港湾や空港などの各種ターミナルに近接、公共交通機関からのアクセスが良く、雇用優位性が高い立地を中心に計画する。充実した休憩スペースなど、施設内で働く人に向けたアメニティを提供する。

全開発物件で人材派遣会社との業務提携、テナント企業の雇用確保のサポートも行う。一部の施設では充実したカフェテリアや女性従業員に配慮したパウダールーム、無料 wi-fi、宅配ロッカーなどを設置した。

■（仮称）ロジクロス海老名
所在地：海老名市中新田
敷地面積：約3万100m2
延床面積：約6万2200m2
着工：2019年10月頃（予定）
竣工：2020年11月頃（予定）

■（仮称）ロジクロス蓮田
所在地：埼玉県蓮田市大字井沼
敷地面積：約4万9600m2
延床面積：約7万9100m2
着工：2020年1月頃（予定）
竣工：2021年3月頃（予定）

■（仮称）ロジクロス春日部
所在地：埼玉県春日部市永沼
敷地面積：約1万9000m2
延床面積：約3万8000m2
着工：2020年3月頃（予定）
竣工：2021年4月頃（予定）

■（仮称）ロジクロス船橋
所在地：千葉県船橋市南海神
敷地面積：約1万1700m2
延床面積：約2万3600m2
着工：2020年11月頃（予定）
竣工：2021年11月頃（予定）

■（仮称）ロジクロス座間
所在地：神奈川県座間市広野台
敷地面積：約8万3400m2
延床面積：約18万3900m2
着工：2022年1月頃（予定）
竣工：2023年6月頃（予定）