日立物流▼物流基軸に4つの流れでサプライチェーン構築 
2019年11月02日日立物流は1日、東京・中央区のロイヤルパークホテルにおいて、「LOGISTEEDフォーラム2019」を開催した。
冒頭、中谷康夫社長は「物流業界のみならず、産業を取り巻く環境が大きく変わろうとしている。自社中心としていたビジネスモデルから新たなコンセプト『LOGISTEED』を打ち立てた。物流領域を起点にしながら金流、商流、情流、物流の流れをもとに、サプライチェーン構築していく。本日は、皆様とオープンイノベーションを掛け合わせ、現実を直視しながらさまざまな知見を共有していきたい」と語った。
続いて、日立物流の取組み事例として、動画を交えてLOGISTEEDのEC・輸送プラットフォームを紹介した。同社は9月23日に本稼働を開始した春日部センターを「ECプラットフォーム」に位置付け、自動化率72%メリットを実現、大幅の省人化と運営効率を達成した。AIを駆使した画像検品も試験中だという。
フォーラムでは、日立製作所とABEJAによる2セッション、パネルディスカッション、早稲田大学の入山章栄教授による特別講演が行われた。