日本水産は7日、子会社の日水物流が「大阪舞洲物流センター」を増設すると発表した。竣工予定は2020年４月、投資額は総額46億円。

同センターは、日水物流の西の拠点として大阪北港に2016年4月に開業した。労働力不足による人件費負担増があるものの、順調に事業は推移、近年では阪神港周辺での貨物が増加し、保管スペースがひっ迫する状況となっていたという。

増設棟は既存棟に隣接、内部で連結する。増設棟の完成で同センターの庫腹は倍増、合計5万トンとなるニッスイグループ最大規模となる。

人手不足への対応策として自動倉庫や移動ラックを導入、将来的には無人フォークリフトの導入にも備えた設計としている。