横浜冷凍（ヨコレイ）は2月27日、茨城県つくば市に「つくば物流センター」を竣工した。投資総額は60億円。

常磐自動車道・谷田部ICからほど近く、圏央道と常磐道が交差する物流の要衝に位置。倉庫は地上3階建て、延床面積2万ｍ２で、入庫は3月2日から開始した。

アイス、氷、乳製品などの取り扱いから開始し、冷凍食品なども順次、入庫していく予定。同社では東京2020大会開催時のアイスや氷の需要を見込む。

温度の変化が極めて少ない、自然対流冷却方式（Yuricargo）を採用。プラットホームには外気・塵の進入を防ぐ高効率陽圧除湿空調システム（DEMS）を採用したほか、初の全フロアに電動式移動ラックを設置。フォークリフトから降車せずに貨物のピッキングを可能とした。