イオン▼千葉市にネットスーパー専用センター建設 
2020年09月03日イオンは、次世代ネットスーパーに特化する物流センター「CFC」(顧客フルフィルメントセンター)を千葉市緑区に建設すると発表した。2023年の本格稼働を目指す。
同社は2019年11月、ネットスーパー運営の英Ocado Group plc子会社のOcado Solutionsと日本国内における独占パートナーシップ契約を締結。新センターを日本のモデル事業と打ち出し、数年間に複数センターの開発を計画する。
延床面積は4万3070m2。生鮮食品を中心とする約5万品目の商品はOcadoが独自開発した搬送用ロボットを活用し、約6分間で50点のピッキングが可能。24時間稼働で作業効率を向上させ、安定供給を目指す。
配送面ではAIアルゴリズムを用いた最適な配送ルートを選択、高効率な商品提供が可能とした。
Ocadoは、英国を拠点とするテクノロジー企業で、ネットスーパー運営会社。2000年にオンライン食料品を専業とする小売業者として設立し、オンラインで食料品など宅配サービスを提供。ロボット工学、AI、配送ルーティングなどの幅広い技術資産に投資を重ねてきた。