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キャピタランド▼日本の物流施設投資に参入 

2020年12月05日

シンガポールに本社を置く不動産会社・キャピタランドは4日、日本国内で物流施設の投資事業に参入すると発表した。

第1弾は三井物産都市開発との合弁事業として、首都圏で物流施設開発を行う。国道16号線の至近に、4階建て延床面積2万4000m2の物流施設を開発、完成は2022年第4四半期を予定。

また同社は、日本国内に保有していたショッピングモール3物件、ラ・パーク瑞江(東京都江戸川区)・ビビット南船橋(千葉県船橋市)・コープこうべ西宮東(兵庫県西宮市)を不動産鑑定評価額を超える2億8360万シンガポールドル(219億9000万円)で売却。国内物流市場への投資を本格化させる。

キャピタランド・ジャパンのタン・ライ・セン社長は「コロナの影響で、日本はより一層オンライン取引の利用は増加する。三井物産都市開発との協業により、物流施設ポートフォリオの規模拡大を目指す」と語った。