楽天・西友▼関西のネットスーパー専用施設新設 
2021年02月19日楽天と西友は16日、ネットスーパー事業「楽天西友ネットスーパー」を拡充するため、専用物流センターを2021年内に新設すると発表した。大和ハウス工業の「DPL茨木」(大阪・茨木市)を一棟借りする。
DPL茨木は4階建て延床面積5万8000m2。名神高速道路・吹田JCTから1.8km、大阪駅から15km圏内、阪急電鉄京都線・南茨木駅から徒歩圏内に立地している。
庫内では常温・冷蔵・冷凍の3温度帯での保管を可能にするほか、搬送などの自動化設備を導入し、倉庫内作業を効率化する。当日配送枠を拡充し、関西地域での供給能力の強化と、サービスの利便性向上を図る。配送エリアは大阪・兵庫・京都・奈良の一部エリアを予定。
楽天西友ネットスーパーはEC需要の急拡大を受けて、10~12月の売り上げが前年比409%増と加速度的に成長しており、神奈川・横浜市でも1月から最大4万アイテムの取り扱いが可能な専用センターを稼働。自動化設備を導入し、60%の省人化を実現しているという。