イオン▼顧客フルフィルメントセンターを千葉で開発 
2021年05月05日イオンは4月23日、千葉・千葉市のネクストコア千葉誉田区画内において、CFC(顧客フルフィルメントセンター)の建設に着手したと発表した。次世代型ネットスーパーとして、開業予定は2023年。
3階建て、5万1584m2の庫内には、イオンが提携する英Ocado Solutions 社開発のロボットシステムを導入する。AIとロボットを駆使し、食料品や日用品をタイムリーに顧客に届けるサービスでネットスーパー事業に注力する。
配送エリアは千葉県、東京都の一部エリアで最大取り扱い品目は5万点。コールドチェーンの温度管理の下、24時間稼働のロボットが約6分間で50商品をピッキングを可能とする。
イオンでは千葉県の立地を有効活用して、地郊の農水畜産物を取り扱う。鮮度基準を設け、新鮮な野菜や果物などの生鮮品を提供していく。
さらに、誉田CFCでは、PPAモデルにより設置した太陽光発電システムで発電した電力を、運営に利用するとともに、大型蓄電池を設置することで再生可能エネルギーを最大限活用する。また、イオン及びイオンネクストは、汎用的な蓄電池の技術開発を行うため、AIを活用したエネルギーサポートサービスを併用する実証実験を行う。