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プロロジス▼「プロロジスパーク猪名川2」竣工 

2021年09月04日

プロロジスは8月26日、兵庫・川辺郡猪名川町で、「プロロジスパーク猪名川2」を竣工したと発表した。

プロロジスパーク猪名川は敷地約19万㎡に開発される 大型プロジェクト。「プロロジスパーク猪名川1」は 11月に竣工される計画で延床面積は約21.8万㎡、MonotaROが入居する。プロロジスパーク猪名川2は竣工前段階で、日立物流西日本が3階(約2万6000㎡)に入居が決定するなど、賃貸面積86%が賃貸借契約を締結済み。

プロロジスパーク猪名川2は、5階建て、延床面積約15万9000m2。ダブルランプウェイにより、各階に45フィートコンテナセミトレーラーおよび21mフルトレーラーがアクセス可能。

最上階には景観の良いカフェテリアを2か所と売店を設け、働く人がくつろぐことができる快適な場を提供する。車路部分の外装には、バース部の防風効果と周辺への遮光に配慮したルーバーを採用し、地域開発の顔としてシンボリックなデザインを目指す。

また、自動車通勤を想定し、敷地内に約440台の駐車場を整備するほか、路線バスの停留所も敷地内に設ける予定。総トラックバース数は238台。

今回、プロロジスで初となる大型オイルタンクを地下に備えた。防災センターや入居企業の事務所エリアなどへ最大約7日分の電力供給が可能となり、供給量が大幅に向上。備蓄燃料は、震災等による停電時に施設入居企業へ提供するほか、プロロジスが運営する周辺物流施設への移送、また地域貢献として猪名川町への提供も想定している。