福岡地所は2日、福岡・古賀市に計画中の「ロジシティ古賀青柳」（仮称）の起工式を1月26日に起工式に開き、開発に着手したと発表した。竣工予定は2023年3月。

福岡地所では20年9月に竣工した「ロジシティみなと香椎ノース」に続く2棟目の物件。環境や省エネルギー性及び室内の快適性に配慮した計画を進め、CASBEE建築Aランク等の環境認証の取得を目指す。

九州自動車道・古賀ICから約3.5km、福岡ICから約12kmに位置。福岡空港、博多港まで車で約30分圏内のため、陸・海・空の輸送モードに対応する。

1・2階及び3・4階の各2フロアを2分割し、最小約3000坪から最大1万2800坪までの区分けを行う。1区画につき荷物用エレベーター、垂直搬送機を各1基設置するほか、テナントの従業員専用ラウンジ（休憩室）も設置する。

同社が開発する物流施設「ロジシティ」は、ロジスティクスとシティをかけ合わせたもの。中核市規模の都市の周辺地域に開発を行い、物流施設が不足する都市部でのテナントニーズに応えたいとしている。

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