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オリックス不動産▼「箕面ロジスティクスセンター」竣工 

2022年05月04日

オリックス不動産は4月20日、大阪・箕面市で「箕面ロジスティクスセンター」が3月に竣工したと発表した。

新名神高速道路・箕面とどろみICから約2.2km、大阪市中心部から25km圏内に位置する。現在拡張工事中の新名神高速道路高槻IC~八幡京田辺JCT、城陽JCT~大津JCT間の全線開通により、名古屋~神戸間のスムーズな配送が可能となり、今後の交通アクセス利便性向上が期待されているエリアだ。

4階建てで延床面積は6万4465m2、最小区画約7590m2から最大5テナントの入居ができる。1-2階はスロープを採用、最大60台(10t、一部4t車)が同時接車できるバースを設けたほか、荷物用エレベーターと垂直搬送機を各6基導入した。

施設内はエントランスなどの共用部を含め、白と木目調で明るく落ち着いた空間を演出。従業員が昼食や休憩などに利用できるカフェテリアも備え、カウンターやソファ、屋外テラスなど、用途や人数に合わせて利用可能とした。

同施設では敷地内に電気自動車(EV)充電スタンドを8基設置するほか、100%再生可能エネルギー由来の電気をテナント区画含めた施設全体に供給する。屋根には第三者所有モデル(PPAモデル)で1778.22kWの太陽光発電システムを設置し、発電した電力を施設内で自家消費する。夜間や天候の影響によって、電力が不足する場合にはオリックス不動産から非化石証書付き(トラッキング付き)の電力を供給され、施設内使用電力を100%再生可能エネルギー由来の電力で賄うことが可能となった。テナントには100%再生可能エネルギー由来の電力の環境価値を譲渡でき、余剰電力はFIT制度を用いて売電する。