C&W▼奈良で「LF奈良ANNEX」着工 
2022年05月19日クッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(C&W)は17日、奈良・生駒郡安堵町でマルチテナント型の物流施設 「LF奈良ANNEX」を着工したと発表した。
4階建て、延床面積は約3万7600m2のマルチテナント型物流施設。柱スパンは間口11.5m×奥行9.5m、倉庫の梁下有効高さ5.5m、床荷重1.5t/m2を確保し、荷物用エレベーターを4基、垂直搬送機を4基実装(さらに、2基増設の将来対応可能)した。
最小面積約7900m2からで、最大4テナントが入居可能で最大賃貸面積は1棟全体約3万7600m2(約1万1300坪)まで。共用部には休憩室を設け、施設利用者に便利で快適なアメニティ空間を提供する。
西名阪自動車道・大和まほろばスマートICから約1.5㎞、法隆寺ICから約3㎞に位置。周辺は奈良県最大の工業団地である昭和工業団地を中心とする産業集積エリアであることから、県内の地域配送拠点、大阪・京都・名古屋方面への広域配送拠点としての需要が見込まれる。計画地から30分圏内には約46万人の労働人口を抱えており、雇用確保の面でも高い優位性を持つ。
また、建築環境総合性能評価システムCASBEE Aランク認証、建築物省エネルギー性能表示制度BELS 5スター、ZEB Ready認証の取得も予定しているほか、太陽光発電事業者による屋根への太陽光発電設備も設置する。