センコーは、石川・白山市で「センコー金沢第2PDセンター」の起工式を6月11日に執り行ったと発表した。竣工予定は2023年6月。

北陸最大級規模となる4階建て延床面積は3万4654m2。建設はセンコーグループ、センコーが施設を賃借・運営する。

北陸自動車道・美川IC、白山ICから約6㎞、徳光スマートICからは約5kmとアクセスが良く、北陸エリア全域への商品供給拠点として、高い利便性が期待できる。

北陸地区は小規模倉庫が多く、延床面積1万5000m2超の施設は少なかったが、EC拠点や大手ドラッグストアをはじめとした量販店の進出が目立ってきた。そこでセンコーは、量販店向け物流強化と増加する北陸地区での物流ニーズから、エリア最大級の拠点を開設し、事業拡大を図る。

屋上全面に太陽光パネルで電力を賄い、余剰電力を外部に供給するなど、環境に配慮した設備も積極的に導入する。