東急不動産は12日、東京・江東区の「LOGI’Q南砂町」を6月に竣工・満床で稼働、および千葉・柏市の「LOGI’Q柏」を9月1日、に満床契約を得て着工したと発表した。竣工は2023年8月末の予定。

LOGI’Q 南砂町は初の都市型としてボックス型施設で開発。6階建てで延床面積は1万610082m2。大手物流会社による一棟での入居が決定した。

首都高速中央環状線・清新町ICから2.8km、首都高速9号・深川線木場ICから4kmに位置。都心部エリアはもちろん、関東全域に即日配送で有利なエリアに立地。東京メトロ・南砂町駅からは1.4km、都営バス・葛西橋からは徒歩1分と人材確保に恵まれた立地にある。

SGSグループ日本法人・SGSジャパンの「竣工前評価証明書」をセコムとの連携で取得。竣工後に改めて評価証明書を取得する計画だという。

LOGI’Q 柏は、常磐自動車道・柏ICの近く、国道16号線と常磐自動車道とのクロスポイントに位置。関東・東北方面への広域配送に加え、東京都心への即日配送も可能な立地で、バス・自転車等での通勤により、倉庫内で勤務する人材の確保も可能。

施設内には2層使いが可能なスロープ型で保管型・通過型のニーズにも対応しており、1階バースと2階バースへの動線を分離した。着工時に一棟貸しのテナントが決定した。