SGリアルティと三井不動産は、福岡・糟屋郡粕屋町の賃貸用物流施設「MFLP・SGリアルティ福岡粕屋」が竣工したと発表した。

施設運営はSGリアルティが、テナントには日立物流九州が一棟賃借、福岡エリア最大の物流施設として利用するため、佐川急便が営業所として利用していた敷地（1万7981m2）を再開発した。

九州自動車道・福岡ICから約1㎞、JR九州篠栗線・門松駅から徒歩圏内にあり、物流施設として利便性やテナント従業員確保にも有利なロケーションに位置する。

施設は4階建て、総延床面積は3万6212.76m2。各フロアの有効高さは6.5mを確保したほか、72時間対応の非常用発電機を備え、 BCPに配慮した。日立物流九州の要望から、各フロアの休憩コーナー、会議室や応接室などを設置、ワークプレイスとしての利便性・効率性を追求した。

環境に配慮した物流施設を目指し、2023年3月には屋上への太陽光パネルの設置を予定。ZEB認証やDBJ Green Building 認証5スター環境認証の取得も予定する。