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MonotaRO▼尼崎DCをプロロジスパーク猪名川に移行 

2022年12月17日

事業者向け工業用接資材ECサイト「モノタロウ」を運営するMonotaROは15日、 同社「尼崎ディストリビューションセンター(兵庫県尼崎市)を、「猪名川ディストリビューションセンター」(兵庫県川辺郡)に12月末に移行すると発表した

効率的なオペレーションを可能とする猪名川DCに移行することにより、出荷機能拡大と省コストで高い効率的な物流オペレーションを実現する。

成長戦略として、物流拠点の拡張と効率化を進める同社は尼崎DCを2014年に稼働した。自動化設備を初導入した拠点として、商品点数と数量・入出荷件数の増加を見込み、多層階搬送コンベアなどの設備を導入し、稼働を続けてきた。

その後同社は、さらなる物流オペレーション効率化を狙い、2017年には笠間DC(茨城県笠間市)を稼働。棚搬送ロボットにより、ピッキング作業の動線と時間を削減し、生産性向上が実現した。

今年4月には、プロロジスが開発する「プロロジスパーク猪名川1・2」が竣工を迎えた。先端テクノロジーと配送最適化システムにより、1日あたりの出荷行数が最大6万行から3倍の18万行に及ぶ試算を受け、同社は尼崎DCが猪名川DCへ完全移行を決定した。猪名川DCは2023年、第2期稼働を行う予定で延床面積は約19万4000m2まで拡大する。