日本郵便▼「市川南郵便局」開局、DX本格運用の次世代型郵便局目指す 
2023年02月04日日本郵便は1日、千葉・市川市で新たな地域区分郵便局「市川南郵便局」の開局式典を開催した。三井不動産が開発した「MFLP市川塩浜II」の1階全体となる4万3000m2を賃借し、2月13日の開局を予定。
現在、同エリアを受け持つ松戸南郵便局(千葉・松戸市)から地域区分局の機能を移転、同エリア内にある17か所の郵便局から内務作業を集約する。最新設備によって業務の効率化、1日230万通の郵便物と8万個の荷物処理が実現する。
日本郵便は、中期経営計画「JPビジョン2025」において、郵便・物流オペレーションのDX推進を掲げ、地域区分局の内務作業と輸送ネットワークにフォーカスした新しいオペレーション基盤の構築に向けた準備を進めてきた。市川南郵便局は日本郵便が手掛ける物流DX展開の起点として位置付け、トヨタL&F製のAGV「KEY CART(キーカート)」を59台導入し、庫内でカゴ車の構内搬送を自動化し、搬送作業を省人化を進める。