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東運WH▼低温倉庫スペース新設、近隣飲食店に50分間以内に食料品を配送 

2023年02月02日

東運ウェアハウスは1月31日、東京・港区の本社倉庫内に約314m2(95坪)の冷蔵倉庫を新設したと発表した。24時間対応の「アーバンロジスティクスセンター」として稼働し、半径5㎞圏内の銀座や六本木など、近隣の飲食店に原則50分間以内で配送する新事業を開始する。

3~5℃の低温環境を整備、日本酒、クラフトビール、チーズ、野菜などを保管する。日本酒1升瓶6本単位を1ケースとし、庫内には25ケース保管可能となる約200パレットで対応する。

コロナ禍で資金繰りが厳しい飲食店に対し、適正在庫の提案を行い、物流面での支援を行う。都心型倉庫の持つメリットを生かし、品目別売上比率を拡大することで、都市型倉庫の新たなモデルケースを目指す。

利用料金は1ケースあたり1日12円、約18ケースが入るカゴ台車1台あたり月額1万円。東運ウェアハウスは、「シン・物流」をスローガンとした物流不動産事業を手掛けるイーソーコグループの物流業を担う。3年後には同事業で1億円の売り上げを見込む。